正しい選択 −結婚相手を選ぶにあたって神の御心を見分けるには   タイトル・ページへ

ビル・ストーンブレーカー著

 

残りの話

 

いつまでも幸せに

 

ルツ記はどのように終わるか。ハッピーエンドだ。ボアズがルツを買い戻し、結婚し、子供に恵まれ、長老や町の人たちまでが彼らのことを祈った。

 

こうしてボアズはルツをめとり、彼女は彼の妻となった。彼が彼女のところにはいったとき、主は彼女をみごもらせたので、彼女はひとりの男の子を産んだ。女たちはナオミに言った。「イスラエルで、その名が伝えられるよう、きょう、買い戻す者をあなたに与えて、あなたの跡を絶やさなかった主が、ほめたたえられますように。その子は、あなたを元気づけ、あなたの老後をみとるでしょう。あなたを愛し、七人の息子にもまさるあなたの嫁が、その子を産んだのですから。」ナオミはその子をとり、胸に抱いて、養い育てた。近所の女たちは、「ナオミに男の子が生まれた。」と言って、その子に名をつけた。彼女たちは、その名をオベデと呼んだ。オベデはダビデの父エッサイの父である。

 

ペレツの家系は次のとおりである。ペレツの子はヘツロン、ヘツロンの子はラム、ラムの子はアミナダブ、アミナダブの子はナフション、ナフションの子はサルモン、サルモンの子はボアズ、ボアズの子はオベデ、オベデの子はエッサイ、エッサイの子はダビデである。(4:13-22

 

少し前まで自分の状況を喜んでいなかったナオミがどうなったかを見るとき、神の真実に驚かされる。天の視点から見ると、神はナオミを祝福された女性に定めておられた。けれども彼女の視点から見ると、こういう嘆きであった。「私を快い(ナオミ)と呼ばないで、苦い(マラ)と呼んでください。全能者が私をひどい苦しみに会わせたのですから。(1:20)」ナオミは神が彼女のために用意しておられた大いなる祝福を見なかった。

 

自分の人生に対する神の御計画の全容を見ることができない時は、すぐにがっかりしてしまう。疑いのせいで神が我々に用意してくださっている良いものが不透明になり、そのため我々は不機嫌になり惨めになる。しかし、主に信頼すると常に大きな報いがある。聖書はイザヤ書26章3節で神が我々を全き平安のうちに守られる、我々が神に信頼しているからだと教えている。

 

ルツ記4章1822節に書かれている系図からわかるのは、ルツがダビデ王の曾祖母になり、ナオミはダビデ王の高祖母になった。しかしそれだけではない。それによって彼らはメシヤの家系に入った(マタイによる福音書1章1−5節)。メシヤを生むことはイスラエルにいるすべての女性と母の希望と夢であった。この二人の女性は本当に神に祝福された人たちだった!

 

ナオミのように辛いことがあると、まるで神が自分たちに敵対されているかのように感じてしまうことがある。もし信仰の目で見るなら、恵み深い天の御父についての真理を発見するようになる。「わたしはあなたがたのために立てている計画をよく知っているからだ。・・主の御告げ。・・それはわざわいではなくて、平安を与える計画であり、あなたがたに将来と希望を与えるためのものだ。(エレミヤ29:11)」我々には将来どうなるのかが分からないが、神はご存知だ。我々は神に信頼する必要がある。ナオミのように、もうちょっと行けば次の角を曲がれば、もう数歩行けば、私たち自身の目の前で神のすばらしい計画が実現されてゆくのを見るようになることを神はご存知なのだ。

 

結論

 

この信じられないほどすばらしいラブストーリーに我々はどのように応答するのだろうか。単に、ルツとボアズにとって夢が現実になった話としてとらえるのか、それともこのようなシナリオが今日の男女にも起こり得るととらえるのか。

 

主は「イエス・キリストは、きのうもきょうも、いつまでも、同じ(13:8)」だと私は確信している。

 

 本当に愛する人、または完全な伴侶は決して見つからないとか、自分を補完し完全にしてくれる伴侶は出現しないと感じることがあるかもしれない。実際、ある意味それは正しい。もし、完璧な男性または完璧な女性を捜し求めるなら、おそらくとてもがっかりする結果になるだろう。

 

私たちの教会に来ていたある女性が、かなりの期間音信不通で休んでいたが、ある日私のところに来た。その女性は、夫になる人を捜し求めてクラスに出席したり、修養会に行ったり、独身者の集会に出たりしたが、何も起こらなかった。それで、こんなに結婚の準備のために探したり時間をかけたりお金を使ったり一生懸命努力したことについて、彼女は神に腹を立てていた。神がいかに彼女をがっかりさせたかを延々と話したが、そのとき唯一私が考え付いたのは、こうだ。「この女性の餌食になる人は気の毒な人だ!」

 

物事には順序がある。ルツもボアズも結婚相手を探していたのではない。彼らは神が自分の心を準備し、内面に敬虔な特質を建て上げてくださるのを待っていた。神が自分の内で働いてくださるようにするのが、彼らの役目だった。そして、二人が一緒になる摂理を通して神はご自身の役目を担われた。超自然的な方法で、状況によって、自然に二人は一緒になった。

 このようなことに具体的な方程式は何もない。神のやり方は私たちのやり方とは違い、神のやり方は、私たちの理解を超えている。しかしはっきりしているのは、個人的な優先事項として、「神の国を第一に求める」人のために、神は「これらのものをすべて」加えて与えてくださることだ。それはあなたのためにもだ!

 

神の豊かな祝福があなたにありますように。


復習チェック

 

ボアズとルツが結婚するに値する男性・女性にしている特質を見てきたがそれをどのくらいよく思い出せるか、よく思い出せるかどうか確認してみよう。

 

ルツに見られる8つの特質

 

1.                                                   1:1418

 

2.                                                  1:222:2

 

3.                                                      2:10

 

4.                                                      2:13

 

5.                                                      2:13

 

6.                                                   2:1723

 

7.                                                     3:15

 

8.                                                     3:68

 

ボアズに見られる11の特質

 

1.                                                     2:34

 

2.                                                     2:57

 

3.                                                     2:89

 

4.                                                   2:1112

 

5.                                                      2:14

 

6.                                                   2:1516

 

7.                                                   3:1011

 

8.                                                   3:1418

 

9.                                                   3:1418

 

10.                                                  3:1418

 

11.                                                   4:912

 

 

終わりにあたっての祈り

 

ルツは麗しい贖いの書だが、聖書的な観点から伴侶に見られる魅力が何かがわかる書でもある。そこで、最後にこの祈りをあなたに書き残す。

 

残る一生を独身で過ごされるあなたへ

  

神の栄光と御国の広がりのために、ボアズとルツに見られる敬虔な特質と性質を大切にするよう祈る。

 

今独身だが、いつか結婚するあなたへ

 

聖霊によってあなたがこのような特質を持つ伴侶に導かれ、このようなタイプの夫または妻になることを願われるよう祈る。

 

すでに結婚しているあなたへ

 

あなたの結婚がずれることなく、その関係が成長・成熟し、この上ない最高なものになるよう自分自身の中にこうした特長を培い、あなたの伴侶にあるそのような特質を感謝し続けられるよう祈る。

 

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