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正しい選択

-結婚相手を選ぶにあたって神の御心を見分けるには

ビル・ストーンブレーカー著

 

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目次

 

前書き

献辞 ・ 謝辞

はしがき

第一章         変化を受け入れる準備ができているか?

第二章         不純な世の中での純潔

第三章         しかし神には計画がある

第四章         献身的なルツ

第五章         労を厭わないルツ

第六章         礼儀正しいボアズ ・ 心づかいが行き届いたボアズ ・ 親切なボアズ

第七章         純真なルツ きちんと評価するボアズ 感謝の念があるルツ   謙遜なルツ

第八章        思いやりのあるボアズ ・ 献身的なボアズ ・ 勤勉なルツ

第九章        愛と結婚 ・ ゴエル

第十章         準備ができているルツ ・ 服従するルツ

第十一章       ルツを褒めるボアズ ・ 守るボアズ ・ 配慮あるボアズ ・ 情熱的なボアズ

第十二章       ルツを贖う代価を払うボアズ ・ ボアズの無私の愛

残りの話     いつまでも幸せに ・ 結論

特別メッセージ  買戻しの権利のある親戚

 

 

 


前書き

 

文句なしに、これまでになく結婚は攻撃を受けている。実に、結婚式での誓約の「二人が共に生ける限り」という下りを「二人の愛が続く限り」、または「二人の時が終わるまで」という下りに変更しているのは、アメリカ文化についての悲しい証だ。始まる前から破滅を予期するなんて!地上での、生涯続く堅固な結婚を築くために何をするかより、一時間の結婚式に何を着るかにより多くの時間を割く人がどれほど多いことか。家庭よりも家を建てることにもっと時間をかけている。

 

「最近の国勢調査では、十年毎に結婚するアメリカ人の数が減っていることが示されているが、結局アメリカ人の10人のうち9人は結婚している。」これはカリフォルニア州ベンチュラのバーナ研究グループの調査結果だ。残念ながら米商務省統計局は、こうした結婚の三分の一以上が離婚に終わっているとしている。「神の思し召しによる結婚」という言葉を聞く。その意味することは、結婚の中にはうまくいく結婚があるということだ。裏を返せば、うまくいかない結婚があるということだ。まるで結婚に独自の命があるかのように言われる。幸福で堅固な結婚はまぐれではない。当事者の努力の結果だ。

 

ビル・ストーンブレーカーはこの新しい本の中で、その重要なテーマに正面から取り組んでいる。ビルは私の親友で、そのテーマを熟知している人物だ。ビルと妻のデニータは、結婚暦四十年以上もあり、しっかりとした牧会をし、祝福された堅固な結婚に至る結婚カウンセリングは、対象年齢を問わない。

 

結婚を考えている皆さんにとっても、すでに結婚されている皆さんにとっても、末永い関係づくりのためのしっかりとした基礎が提供されている。とかく見過ごされがちなルツ記だが、力にあふれた文面から具体的特質を私たち皆が学ぶことができる。それをビルは特定している。もし独身の人なら、こうした特質は結婚相手になるかもしれない相手に求める特質である。もし、結婚している人なら、より良い夫・妻になるために自分自身の中で建て上げてゆくべき特質だ。

 

この本は、堅固で良いクリスチャンの結婚のため、また適任者になるための一助となるだろう。ぜひこの本を皆さんに推薦したい。

 

グレッグ・ローリー

牧師・伝道師


献辞

この本を、いつの日か結婚し、伴侶を選ぶときに、賢明で敬虔な決定をすることを望むすべての人に捧げる。

 

謝辞

私の妻デニータは、本書で論じられているルツのような特質を持つことにおいては、秀でている。彼女は、私自身が持ちたいと望むボアズのような特質を自分も培っていこうというやる気を起こさせてくれる。


 


はしがき

 

聖書の学びをしている時に、天から霊のマナが降ってくることがある。ルツ記を教える準備をしていた時がそうだった。ルツ記は贖いをとても美しく描写している素晴らしい話だ。ルツとボアズの人となりが生き生きと描かれていて、ページから飛び出してくるように思える。神の摂理によってこの二人は結び合わされたが、各々長い過程を経て準備されていった。

 

 ルツ記を読むと、ルツとボアズが互いに惹かれ合った人となりが分かるが、それを見ることで、夫あるいは妻を選ぶ際に何を求めるべきかがよく分かるようになる。また、自分の内にどのような特質を培っていくことが望ましいのかを学ぶことができる。

 

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