「…祝福された望み、すなわち、大いなる神であり私たちの救い主であるキリスト・イエスの栄光ある現われを待ち望む…」(テトス2:13)
聖書では、イエスキリストはご自身で約束されたとおりに肉体を伴って地上に戻ってくると教えています。これは再臨として知られており、イエスは正義と裁きをもって戻り、キリストを拒むこの世に神の御心を行います。
聖書のほぼ全ての書がこの教えのことを述べています。イエスが聖なる御使いに伴われ、キリストの花嫁である教会とともに栄光につつまれてこの世に再び戻るとき、全ての目がそれを見るであろうと言っています。
何が起こるのか?
そのとき、イエスは人類が最も恐れおののく戦いであるハルマゲトンの戦いに終止符を打ちます。再臨の後、イエスキリストご自身が、ご自身にふさわしいダビデの王座につきます。その王座はエルサレムに築かれますが、エルサレムが今日の世界で最も重要な町であるのは、このように将来重要になる町であるからだ、と説明されるかもしれません。再臨はおそるべき出来事として語られており、私たちはその時にこの世にいる人々にとって非常に恐ろしい存在となるでしょう。
聖書ではこうも言っています。「主の大いなる恐るべき日が来る前に、太陽はやみとなり、月は血に変わる」(ヨエル2:31)。教会の携挙と異なり、再臨は太陽や星を揺るがし、天と地とはキリストの到来に震えます。
劇的な出来事とともに、イエスが戻ってくるのは世界中の全ての人々に目撃されます。そして、その日は神が復讐の日となります。再臨のあと、イエスは7年間の患難の時期の恐ろしい出来事を生き延びた人々を一人一人裁くことを始めます。イエスは御座につくと、羊飼いが羊と山羊を分け隔てるように生き延びた人を分け隔てます。イエスキリストの再臨は、聖書が教えるように、イエスが権威を持って王としてこの地を取り返すことです。
友人たち、この再臨の恐ろしい出来事に加わるよりは、今日キリストを信じて、ともに大いなる神であり私たちの救い主であるキリスト・イエスの栄光ある現われを待ち望むほうが良いでしょう。